2月13日(水)北海道札幌みんたるライブ
北海道に通いはじめたころは「なんでこんなクソ寒ぃーとこに住んでんだよ、おいっ!」
と思っていたが、年に4、5回も通っていると、オレも道民化してくる。
北海道はやはり冬がいいのである。
クリスタルのようにはりつめた空気も、厳しい自然から恵まれる海山の幸も、冬は雪下ろししかやることないので芸術やグルメ道を徹底的に追求してしまう人々も、寒いからこそ暖めあうホスピタリティーも、北の大地だからこそ味わえる醍醐味なのだ。
ひさびさの2連休なので(北海道ツアーっていつも毎日ライブだからね)、雪祭りに出かけた。
有名ホテルのシェフがつくる氷の彫刻も美しい。これはコタンコロカムイ(フクロウの神様)だね。
雪でできたシーサーってのも、対極のものを融合させたアートだなあ。
スモーキングエリアでさえ、氷の芸術にしちゃう道民根性に脱帽だ。
今年20年に1度お宮を移す第62回式年遷宮がおこなわれる伊勢神宮の壮大なスケールは圧巻だ。
神様の大サービスで、ちょうどスキージャンプを見ることができた。これは飛距離を競うものじゃなく、空中でアクロバットを決める。すごい、人間というのは何処までも可能性を追求する生き物だと感動した。
立ち並ぶ屋台のレベルも高い。大粒の炭焼きホタテが300円!
定山渓温泉はいつもインドカレーがある豊平峡へいくのだが、今日は定山渓車庫前で降りて、「湯の花」へいく。源泉かけ流しのお風呂も、露天からながめる雪深い風景も最高だわさ。
定山渓へいく途中にあるカラバトカレー(簾舞団地下車。徒歩1分)は、たった一品のカレーだけで不動の人気を誇る。主人がパキスタンを旅したときに伝授されたチキンカレーは他のどこにもない病みつきの味である。
英気を養ったところで、13日(水)今回のラストライブはホームグラウンド「みんたる」だ。
オーナーのみかよちゃんはじめ、
主催のはっちゃんやうっしー、
はっちゃんの手作り巨大トリュフにびっくり!
ぎゅうぎゅうづめのお客さんもなつかしいメンバーが多いねえ。
去年の夏札幌でレコーディングされたニューアルバム「心がくしゃみをした朝」の北海道発上陸だぜ。
1、 My life
2、 きみを讃える歌
3、 ぼくの居場所
4、 Believe
5、 コトヅテ
6、 Shining soul
7、 いたいのいたいのとんでけ
8、 あたりまえの奇跡
9、 生きてるだけで100点満点
10、 風になった少年
11、 これがわたしの家族です
12、 Proud
13、 家族
14、 出産のイメージング(ワーク)
15、 Hello my mom!
16、 MOVE! MOVE! MOVE!
17、 なんくるないさ
18、 そらのやくそく
19、 えん
20、 ありがとう
ジョニーさんは新曲ばかりでほとんど知らない曲ばかりにもかかわらず「あ・うん」の呼吸であわせてくれる。
ともえ幼稚園の女の子3人がペンライトをふりながらウエーブする。この子は「お母さんのおなかは光の森」だったという。
10歳のケンケンは準備体操までして、かっこいいヒップホップダンスを踊りまくってくれた。
ケンケンは天才すぎて小学校では浮きまくっていたという。ケンケンの絵「謎の生物シランワン」
みんたるライブはいつも最初からすごい熱気だ。いろいろワークも用意していたが、ぐんぐん曲で押しまくることにした。これで盛り上がらないわけはないでしょ。
オレもジャケットを脱ぎ、昨日買ったケイト・モスのTシャツになる。
オレたちは氷点下10度の札幌でもっとも熱い夜をすごした。
※緊急「祈りプロジェクト」
去年クリスマスに新橋アトムタワーで個展をやった15歳の巨匠、遊が緊急入院して集中治療室に運ばれた。明日15日(金)脳外科手術をすることになった。脳の腫瘍が大きくなっていて、ほっておくと頭に水がたまる水頭症になってしまう。同じ手術は過去に7件の前例がありすべて成功しているそうだ。長時間の手術になるだろう。手術は15日(金)昼からなので、みんなで祈ってほしい。祈り方は「手術が成功しますように」という未来系ではなく、「遊の手術を成功させてくれてありがとう」もしくは「遊を癒してくれてありがとう」とお願いします。
※去年のクリスマスに新橋アトムタワーで個展をやった15歳の巨匠、遊(ゆう)のブログ。
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氷点下の熱帯夜@北海道札幌
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